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火災の「さんふらわあ だいせつ」室蘭入港

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先月31日午後5時15分頃苫小牧沖約55キロの地点で発生し死者1名を出した商船三井フェリー「さんふらわあ だいせつ」(乗員乗客94名)の火災は約11日間燃え続け、今月9日消火作業のため曳航された函館湾で鎮火が確認された。
同11日室蘭港へ曳航が開始され、本日早朝タグボートや海保消防艇に付き添われながら濃霧の室蘭港港口に姿を現した。
右舷側船体後方には、火災による熱の影響で塗装が剥がれ落ち旧九越フェリー塗装が顔を出す痛々しい傷跡が。
「さんふらわあ だいせつ」は旧東日本フェリー「にゅーれいんぼう らぶ」として室蘭-直江津-博多航路に就航した後、現在は商船三井フェリーへ移籍「さんふらわあ だいせつ」として苫小牧-大洗航路に就航している。
室蘭港は母港の一つとってもいい程「だいせつ」にとっては馴染み深い港だが、こんな形で凱旋になるとは誰が予想しただろうか。
港内をゆっくりとした速度で曳かれた「だいせつ」は、西第3埠頭沖にて転回。転回作業中タグボート「はやて」の推進器にロープが絡まるというアクシデントがあったものの、午前8時45分フェリー埠頭第4バースに災発生後、初めての着岸となった。
埠頭には多くの報道陣や市民が押し寄せ物々しい雰囲気に。
10時頃、クレーン車に吊られたゴンドラで海保職員をフェリーに移乗させる作業が行われた。
同日午後から運輸安全委員会、第一管区海上保安本部などにより業務上過失致死などの疑いで現場検証が行われる。
現場検証は少なくとも1週間かかる見通しで、本格的な原因究明が待たれる。
船体の修理または廃船の判断もまだ決まっておらず、修理の場合は再度函館港に回航されるそうだ。
船内の車両は早ければ17日にも搬出する方針。

詳報は続きから

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0708 霧雨混じりの濃霧の中、港口に姿を現した「さんふらわあ だいせつ」(1万1401㌧)
6時頃室蘭沖にて日本サルヴェージ(東京大田区)所属オーシャンタグ「航洋丸」よりタグラインを受け継いだタグボート「はやて」を先頭に「おーきっど」「摩周丸」「とうあ」の順で曳航されてきた。
だいせつ後方には室蘭海保所属「りゅうせい」、「航洋丸」の順で随伴。
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0727 台風避難のための寄港を除くと約9年ぶりに故郷室蘭港の白鳥大橋の下をくぐる「だいせつ」
後部の焼失痕が生々しい。
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撮影秘話だが、丁度白鳥大橋をくぐるタイミングで対向船と右舷対向となったため若干タイミングが悪いカットに。
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※クリックで拡大。
剥がれた塗装部分をよく見てみると、旧東日本フェリー塗装であるオレンジと赤いライン、そして写真右側にはシンボルマークである青いイルカも薄っすらと見える状態に。
内部がかなり高温だったことをうかがい知れる。
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0800 港内をゆっくりとした速度で曳航される「だいせつ」
撮影場所を西第3埠頭に移動。
ある社のカメラマンと情報交換し、いくつか情報をいただいた。
・本格的な消火作業を行うまでに時間を要したのは、下関から「航洋丸」回航を待たなければならなかった。
・室蘭港付近での消火作業を実施できなかったのは、消火作業実績のある函館港で行いたかったから。
 室蘭には北海道エア・ウォーターの工場があり、実際にCO2の提供を受けたが、より確実かつ安全に消火作業を行うため函館を選択したとのこと。
 室蘭港で消火作業を実施出来るが、工場群などへの配慮があったのでは。
・朝6時から高台で待機していたが、濃霧と霧雨でカメラはビショビショ、視界は悪いで下に降りてきたが、降りたら晴れる...。
 これはホントあるあるだ。
その他現場、これからの動きについての情報を交換した。
双方撮影の間だったが、ありがとうございました。
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このカット、ニュース映像とほとんど同じ角度だったのは真横にいたからだ。
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0809 「だいせつ」転回サークルに進入し、「はやて」おもてタグラインを緩めた時に事件は起きた。
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2機ある推進器のうち1機にロープが絡まってしまった。
これも隣にいた元ドックマスターだったという男性に教えていただいた。ありがとうございます。
この時風は画像向かって右から左へ(陸側から海側へ)吹いていて、男性曰く「フェリーのウインチも動くみたいだし、風が良いので接岸作業は3杯でも行えるだろう。しかし最後の行き足を止めるため船首のタグラインは必要不可欠。間に合うか心配。」とのこと。
「はやて」すぐさま岸壁へ戻り、僚船「たくみ」のエンジン始動。
なおロープを取り除くには潜水またはドック入りしなければならないとのこと。
ロープも30万ほどするので、簡単に切ることは出来ないそうだ。
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約15分後全速力で綱取りに駆けつけた。
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なお他会社「あざれあ」も駆けつけたが、タッチの差で「たくみ」が間に合った。
室蘭港常駐のタグボート6隻が1度に登場するのは、VLCC終了以来の珍しい出来事だった。
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0835 「たくみ」が船首のタグラインを取ってから作業は滞り無く進んだ。
その頃はもう先の男性と船談義に。
特にタグボートや造船所のこと、今回のフェリーについてなど深い話に花が咲いた。
4000馬力もの力を発揮するタグボートを岸壁のボラードにロープを掛けたまま全開にする試験はものすごいなどなかなか聞けない話も。
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0844 フェリー埠頭に足を運ぶと大勢の報道各社や見物の市民でごった返していた。
栗林商会代表取締役社長 栗林 和徳氏も接岸作業を見守っていた。
一般人も埠頭に入れると、先のカメラマンより情報を頂いた。ありがとうございます。
旧フェリーターミナルのところに報道各社の脚立林が出来ていて、そこの一角に脚立を置き共に撮影。
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0845 長い長い航海を終え室蘭港に接岸した「だいせつ」
この頃には晴れ間も見え始め、気温がぐんぐん上がっていった。
海保より発表があり「フェリーターミナルのボーディングブリッジが老朽化のため使用できるかわからないので、クレーン車でゴンドラを吊り、エレベーターのようにして職員を移乗させる。午前中は試験的に行い、午後から本格的な内部調査を開始」とのこと。
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0933 試験的に移乗開始。
この後クレーン車が撤収し、午前の動きなしと判断、引き上げてきた。
午後からランプの稼動状況、内部調査が行われたようだ。

今回報道カメラマン達の中に混ざって撮影したが、一般カメラマンしかいない現場とは違い「後から来た者は前の者よりカメラを高くする努力をする」ことに驚いた。
一般論ではあたり前と思うだろうが、一般の多くのカメラマンは前に割り込んだり後ろから罵声を上げたりしてくる。しかもイベントの直前に。
こっちが何時間も待機してようがお構いなしなのが多くの一般のカメラマン達だ。
報道はそれとは違い、前の者より高く三脚を立てたり、脚立に登ったりと撮るための工夫をしていた。
それと意外に各社会社間の交流が盛んで、割りとフレンドリーな雰囲気だった。
一般のカメラマン達が集まる場所だとこれとは違い殺伐としている。
一般の現場もこのような良い環境なら・・・とひしひしと感じた日だった。

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