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SLニセコ号乗車記

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JR北海道が2000年より秋に運行している「SLニセコ号」が今年で見納めとなる方向で検討されている。
正式に運行終了とは発表されてはいないものの、運行車両減や新型ATSの装着が必要となるなどを理由に今年で終了となる見通し。
以前より乗りたいと思っていたので、急遽手配し19日乗車してきた。
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「SLみなと室蘭140周年号」フォトコンテストで頂いたJR旅行券でSLに乗るという夢を叶えるために。

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SLニセコ号は2000年より10月から11月の秋季に函館本線 札幌-蘭越(当初はニセコまで)間で運行されている臨時列車。列車名は1988年から1995年に函館本線にて運行されていた『C62ニセコ号』を引き継いだもの。
通常は「C11 207号機」で運行されるが、僚機である「C11 171号機」での運行も必要に応じて行われている。
客車3両、カフェカー1両の4両編成で運行され、定員は216人。
札幌から倶知安間は全席指定、倶知安から蘭越間は全席自由席となる。
指定席券は発車日の1ヶ月前より発売されるが、即日完売となる人気列車だ。
また沿線には毎年多くの鉄道ファンが全国各地から訪れる。
急勾配の峠をもくもくと黒煙を上げながら進むSLを紅葉と絡めて撮るのが定番だ。
使用される「C11 207号機」は1941年に製造され北海道で運行されていた。
引退後静態保存されていたが2000年に動態保存機として運用再開された。
JR北海道には「C11 171号機」も動態保存機として運用されているが、171との外観上の違いは前照灯の搭載数だ。
171では1灯だが、207は濃霧の多い地域で運行されていたため2灯搭載されている。
通称「蟹」「カニ目」と呼ばれ、その独特な外見でファンも多い。
2012年に運行された「SLみなと室蘭140周年号」も207によって運行された。
207号機は11月をもって全般検査(車で言う車検のような物)の期限が切れるが更新せず退役する模様だ。

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今回乗車したのは小樽-倶知安間の片道。
小樽には8時30分に到着し、入線時間である9時17分までしばし休憩。
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小樽駅のホームにはガラスの電灯が灯っている。
4番線を示す表示灯は、ヨットを象ったもの。
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札幌より補機DE51形ディーゼル機関車1520号機に引かれ小樽に入線してきた。
過密区間である札幌-小樽間ではダイヤへの影響を最小限に抑えるため、補機による牽引となる。
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小樽には機関車入換などで40分ほど停車するのだが、4番線通称「裕次郎ホーム」は家族連れや観光客らでごった返す。
先頭がSLとなるやいなや、撮影会の開幕である。
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ただ先頭車を撮るには光線状態はイマイチ。
先頭車を撮るのは余市以降の停車駅が良いだろう。
運転席見学会も同時開催されるが、長蛇の列で並ぶ気にはならなかった。
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3号車に乗り込み荷物を置き、発車までの間に2号車カフェカーにてSLグッツを買い込む。
サボ(サイドボード・行先票)などを購入したが、残念ながらこの日はエンブレムの積み込みがなかった。
写真は実際に装着されているサボ。
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9時58分の発車を前にホームでは車掌が発車を知らせるベルを鳴らし歩いていた。
雄叫びのようなSL特有の汽笛を轟かせ、「ポッポッポッ」という一定のリズムで刻まれる力強いドラフト音を鳴らしながら定刻通り小樽を出発した。
車内にはもみじや栗など秋を感じる飾り付けが。
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小樽から出発して約15分、ニセコ号一番の見所と言っても良い「塩谷海岸」が進行方向右手に見えてくる。
昭和42年のNHK朝の連続 テレビ小説「旅路」に登場する海岸だそうだ。
短時間しか見られないので気をつけた方がいいだろう。
風景だけの写真もいいが、あえて引いて風景を強調させるのと旅感を出すのも面白い写真になる。
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10時26分定刻通り余市到着。
ここでは6分ほど停車し、ホームではアップルパイが販売される。
また順光で先頭車を撮るために下車する人多し。
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ふと機関士と車掌を見ると、SLみなと室蘭号の時と同じ人だった。
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この変わらぬカッコ良さ。
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程よい酸味のリンゴに厚さを感じさせないサクサクのパイ生地が美味しかった。
これは買うべき。
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仁木を過ぎると客室乗務員企画として「手探りゲーム」が催される。
小樽-仁木間で簡単なクイズに正解した人から抽選で選ばれた者のみが出場できるイベントだ。
箱の中身を当てる簡単なゲームなのだが、なかなか白熱したものだった。
なおゲーム内容はその都度変更されるようなので、お楽しみに。
客室乗務員は袴姿で乗務していて、たまたまなのか終始3号車でアナウンスしてくれた。
STVの急式裕美アナウンサー似の美人さんだった。
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仁木-小沢(こざわ)間では、長いトンネルがいくつかある。
窓が開いていたのか、はたまた隙間からなのか、車内が一時煙たくなり天井の扇風機を全開で回す。
「昔は急いで窓を閉めたっけねぇ」と思い出話も。
SLならではの出来事である。
ちなみに帰ってから気がついたのだが、持っていた白いビニール袋が黒く煤けていたり、鼻の中が煤けていた。
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そんなトンネルをモチーフにした名物が小沢駅積み込みの「トンネル餅」。
上新粉と砂糖のみで作られる昔ながらの餅で、ほのかな甘さと柔らかさで結構やみつきになる。
車窓からはちょうど見頃を迎えた色鮮やかな紅葉が見られた。
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11時38分倶知安到着下車。
約1時間30分と長いようで短いSLの旅も終わりに。
ここで全席自由席となり、車内は座ることも出来ないくらいの混みように。
11時45分、黒々とした煙そして真っ白のドレーンを吐きながらニセコ号は蘭越へ向け出発していった。
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駅を出て徒歩1分のところにある「お菓子のふじい」にてシュークリームとプリンを購入。
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シュークリームはその場でクリームを詰めてくれて、賞味期限はなんと1時間。
美味しいうちに美味しいまま食べてとのことだ。
サクッサクのシュー生地にコクのあるクリームがマッチしていた。
プリンは陶器に甘さが絶妙なプリンとクリームの上にフルーツが載ったもの。
本当に甘さが絶妙でこれはリピート買いしたくなる。
陶器の容器は、次回来店時に返却すると30円引きとなるデポジット制。
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12時3分、倶知安駅にとんぼ返りし同5分折り返しの12時23分発小樽行き普通列車1935Dの改札が開始。
キハ150形気動車に心地よく揺られながら小樽に帰着した。
驚いたのが、余市を出る頃には立ち客が大勢いるほど混雑していた。


SLニセコ号は10月25日・26日、11月1日・2日・3日の運行を予定しているが、指定席は満席の可能性が高い。
倶知安-蘭越間は先程も書いたとおり、全席自由席となるので乗車可能だ。
料金は普通列車と同じ。(指定席は別途820円)
出来ることなら来年も運行して欲しいが、今後の動向から目が離せない。
最初で最後のSLニセコ号乗車記とならぬように。
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